熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
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4月6日(月)
■「声帯全摘出のつんく♂ 盟友・小室哲哉に打ち明けた瞬間」【ミヤネ】
週末に衝撃が走った「歌うことと引き換えに生きる道を選ぶ」という、つんくの告白。周囲の関係者も言葉を失ったように沈黙していたが、徐々に応援のメッセージが上がってきた。
はたけは「大丈夫や。つんくという男は逆境をパワーにできるやつやねん。世の中に感動を与える表現者であり続けるだろうし、シャ乱Qのメンバーであり続けるねん」、中澤裕子は「すぐにメールしました。『元気なんで心配なく!』とお返事いただきました。どこまでも弟子には強い姿を見せてくださる師匠です」、加護亜依は「デビューしたての頃、つんくさんに言われた言葉が今、身に染みて感じています。『もし身体が不自由になったとしても声さえあれば歌うことができる。声を大事にしなさい』。歌うことの楽しさ、難しさ、たくさんたくさん教えていただきました」などとメッセージを発信した。
音楽プロデューサーの盟友・小室哲哉も、「事前に明るく二人でランチをとりながらいろいろ話しました。音声で言いたい。凄い!優しい!強い! 一緒に何かやっていこうと強く約束しました。奥さん、お子さん、仲間もすごいサポートだと思います。ゴメン、別れてから涙が止まらなかったよ」と熱いメッセージを発信。ランチのときは、つんくのパソコンと小室のタブレットで2時間にわたって音楽業界の未来について話していたというから、早くも期待してしまう。さらにこの日のツイッターで小室は、「歌う方いたら、作詞、作曲つんく、編曲小室で、作詞、秋元さんにお願いしても、良いね、どうだろう? とにかく作品創ろうよ」と書き込み、つんくも「それにしてもどんな音楽作っていきましょうか! 楽しみです!」と返した。日本が誇る3大音楽プロデューサーの共作は見られるのか。
■「引退から3年半の島田紳助が作詞家で仕事復帰。今の生活とは?」【ミヤネ】
2011年の芸能界引退から3年半。国内外をのんびり旅行している姿がたびたびキャッチされていたが、ここに来て新たな動きがあるという。かつて自らが発掘してデビューさせた歌手・RYOEIのために作詞したというのだ。「今までにはないパターンでいい曲になった」というコメントも報道されたため、「芸能界復帰か?」の声が上がり、さっそく井上公造が紳助を直撃取材した。
紳助は「(復帰は)全くない。僕は今、還暦を過ぎました。人生のカウントダウンが始まりました。だからこそ、これからの10年はかけがえのない10年になると思っているんです。仕事をしているときには絶対できなかった“やりたいことがいつでもできること”に感謝し、日々を大切にしていきたいと思います」とコメント。今回も結局カメラの前に顔を見せなかったのが、その言葉を物語っている。ゴルフ、釣り、草野球など、悠々自適な生活を楽しんでいるのだろう。
4月7日(火)
■「米倉涼子の夫が大阪での新生活スタート。深刻なすれ違いか?」【ミヤネ】
結婚からわずか3カ月で別居・離婚報道が飛び出した米倉。続報は「夫の朝帰りがたびたび目撃され、『夫の接待要員』扱いに怒」というものだった。別居の要因について、「接待要員として取引先との食事の場に同伴することがたびたびだった」という証言もあり、「最初は協力していた米倉もガマンができなくなった」というが、真相はどうなのか。
さらに、「『子作り』よりカネ、新婚夫が選んだ大阪“逃避”別居」という別の報道も流れるなど、米倉の周辺がやたらさわがしい。しかも夫が”格差婚“と言われることへの抵抗から仕事に力を入れ、39歳の米倉は妊娠を目指しているため仕事をセーブしているというから、深刻なすれ違いだ。実際、夫は5億円もの新事業を手がけることになり、東京に戻っていないというが……米倉は夫の帰りを待てるのか。
■「松岡修造流の応援歌はウザソング!『今日からキミは富士山だ』【スッキリ】
松岡修造が『C.C.Lemon元気応援プロジェクト』記者発表会に参加し、初作詞に挑戦した歌をライブ披露した。錦織圭選手の活躍でテレビに出まくり、日めくりカレンダーもバカ売れするなど、「今年最もノッている」と言われる男だけに、いつも以上に勢いがスゴイ。
「僕は現役のときに『テニス以外の趣味を1つだけ持ちなさい』と言われたんです。そのときに選んだのが歌だった」「『できる』という言葉が一番強い。だからこそ『できる』って言葉を連呼しています。違う言い方をするとウザソングです」と熱く語った。
これを聞いた天の声(山里亮太)は「よかったです。(ウザいという)自覚症状があるみたい」、加藤浩次は「いい歌だね。何かできるような気がしてきた」と大ウケ。確かにその歌詞は、「大丈夫! キミは太陽だから!」「打ち上げてみろよ、心の花火を!」「今日からキミは富士山だ!!」「ドンウォーリー! ビーハッピー!」など、かなりクセがあって面白い。今の人気なら音楽番組に出てもいい気がする。
4月8日(水)
■「『マッサン』のエリーが悪女に変身! セクシー衣装で登場」【ミヤネ】
先月終了した朝ドラ『マッサン』のヒロイン・エリー役で人気者になったシャーロット・ケイト・フォックスが、母国アメリカのブロードウェーミュージカル『シカゴ』の主演に抜擢された。
日本で行われた制作発表イベントでは、日本語で「じゃあいきましょうか」と話し、伸びやかな歌声を披露。胸元の大きく開いたセクシーな黒ドレスで現れたからか、宮根誠司は「全然イメージが違いますね。僕の中ではまだエリーで、まだ気持ちを切り換えられてないので複雑……。今日は『竹鶴』で酔いたいと思います」とコメント。かなりのファンであることをうかがわせた。公演は10月からであり、12月の東京公演も待ち遠しいが、その間もCMやバラエティ番組への出演はありそうだ。
■「米良美一がくも膜下出血で生死の境に……現在も闘病中」【ミヤネ】
世界的カウンターテナー歌手であり、『もののけ姫』の主題歌で知られる米良が、昨年末にくも膜下出血で倒れて緊急手術していたことが発覚。前日に講演会をしていたほど元気だったが、自宅で倒れているところをマネージャーに発見されたという。医師の診断は「最悪だけは免れたステージ4、発見が遅れていたら死んでいた。命が助かるかどうか。復帰どころではない」と厳しいものだった。
手術から2日後に意識が戻ったが、右半身の機能が低下し、記憶障害の症状も……さらに1月、水がたまって脳を圧迫する水頭症にかかり再手術。その後、過酷なリハビリを経て療養中の米良は、「頭が痛いとか全長は全くなかった。12月7日に東京に帰って来て、その後のことは全く覚えていない。何カ月も寝ていたから歩く筋肉が全部落ちちゃっている」と明かした。
それにしてもマネージャーが偶然発見していなかったら、最悪の事態も考えられただろう。米良は生まれつき骨がもろい難病を抱えるなど、これまでも病気と闘ってきただけに、今回も力強く復帰する姿を見せてほしい。
4月9日(木)
■「73歳の新入生、萩本欽一が駒澤大学へ。野球部に挑戦?」【ビビット】
73歳にして駒沢大学仏教学部に合格し、3800人の若者に交じって、入学式に挑んだ欽ちゃん。「ボケに挑戦するのがメイン(の目的)ですからね。どんどん言葉を忘れていくから足していく。マイナスがはじまるんでね、何でもいいからプラスの作業をするとプラスマイナスゼロでいいんじゃないですか」と前向きなコメント。駒澤大学を選んだのは親交のあるプロ野球ベイスターズ・中畑清監督の母校だからという。
50歳以上離れた同級生については、「若い女の子が寄ってくるんで『同級生?』と言ったら、『先輩よ』って言われて。『あっ、よろしくお願いします』って、しょっちゅう町で女の子に頭を下げているのよ」と笑わせた。ただ、恋の可能性について聞かれると、「ない」とたった2文字で拒絶してしまうのが、いかにも欽ちゃんらしい。
気になるサークル活動については、「お笑いサークルがあるんじゃないかと思ったら、見事に活動しているサークルありました。そこに近寄る気はありません。みんなを教えるになっちゃうから」「何とか野球部のユニフォームが着られたら……こういう風にテレビで言うと学校も考えてくれるんじゃないかと」と意欲を示した。
■「米倉涼子が離婚決意。原因は夫からの罵倒、首絞め、正座説教」【スッキリ】
米倉の続々報は想像を超えるものだった。夫から「人前で罵倒」「首を絞められる」「正座で時間説教」などのモラハラを受け、離婚準備をしているというから穏やかではない。近く大阪の夫と協議離婚に入るようだが……強い女のイメージがある米倉とはかけ離れた展開になってきた。
今回の報道は米倉に相当近い人からのものであり、信ぴょう性は高いとのこと。確かに竹を割ったような性格で、マスコミに何でも話す米倉が沈黙を守っているのは不自然だ。それにしても報道が事実なら、モラハラというよりもDVに近い。一般人とは言え、夫への非難が集まるのではないか。
4月10日(金)
■「谷原章介に第6子誕生! 触発されたヒロミが第3子に意欲?」【ビビット】
オープニングで国分太一が「早速おめでたいニュースが入ってきました」と笑顔で話し出した。谷原が第6子誕生を発表したのだが、TBSの看板番組『王様のブランチ』MCに敬意を表してのトップニュース扱いなのか。
谷原は「先日、無事に6番目の子供が生まれました。家族を明るくしてくれる可愛らしい花のような女の子で、母子ともに健康です」と喜びのコメント。女児の誕生で、谷原夫妻は3男3女を抱える大家族となった。
ちなみに、その他の子だくさん有名人は、堀ちえみ、橋下徹の7人、薬丸裕英、レッド吉田、哀川の5人などがいる。これを受けたヒロミは「素晴らしいね。ウチは2人だけですけど、よおし(3人目)頑張るぞ!」とボケたが、真矢ミキが「少子化ですからどんどん貢献していただきたいですね」と真顔で超マジレス。国分を含めた3人が全然噛み合っていない。
■「結婚はまだ先? 藤森慎吾のリップサービス力」【ビビット】
オリエンタルラジオの藤森が長野県の『諏訪エリア観光特使』に就任。出身地からの指名にご機嫌の藤森は、いつも以上に田中みな実アナとの交際を話しまくった。
結婚について藤森は、「向こうがテレビで『あと3年くらい仕事をしたい』と言ってましたから、それを家で見てて『へぇ~』って」と笑わせつつ、続けて「3年って言われたらこっちもちょっと寄り道しちゃおうかな~」とチャラ男キャラを見せる。さらに隣のコンパニオンに「(年齢は)おいくつくらいなんですか?」と口説きはじめるなど、らしさを見せた。
最後はマジメに「精一杯PR頑張ります!」と締めようとしたが、記者から「じゃあ彼女にもメッセージを……」と振られ、「それいらないでしょ! このあと会うからそこで言いますわ」と苦笑いしながら、仲の良さをアピールしていた。
その他にも、「女性のキャリアは大事にしたい」と理解を示したり、「3年は長いですよ~」とボヤいたり、「ゆくゆくは(父親に)なりたい。覚悟ができたら」と未来を語ったり、とにかく何でもしゃべってくれる。最近オリエンタルラジオの魅力が再評価されているが、藤森のリップサービス力は相当高い。
先週いきなり「スポンサーからの利益供与疑惑」というスキャンダルに襲われた上重聡アナの2週目に注目が集まった。結果的には相棒の加藤浩次が大活躍。上重アナが少しでもツッコミを入れると「お前、今そんなこと言っていいのか?」とキレたり、女性のトレンドをホメると「イメージ上げようと必死だな」とイジリ、自虐的な発言をすると「心機一転頑張っていこうよ、着実に一歩ずつ」と励ましたり、常に気にかけている様子が伝わってきた。
タレントではない上重アナはこの手の騒動に対する免疫がないため、終始元気がなく、あまりしゃべらないまま一週間が終了……。しかし単に進行をこなすだけなら、岩本乃蒼アナもいるだけに意味はないのだが、「ほとぼりが覚めるまでは存在感を消してじっとガマン」というスタンスなのか。
この状況は、泥酔暴行騒動後に松本人志のイジリで救われた前園真聖のケースと似ている。ただ、上重アナはタレントではなくキャスターだけに、世間の目はより厳しい。「1億7000万円」と「ベントレー」を忘れてもらえる日は来るだろうか。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。