マイナビは10日、「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を発表した。調査期間は3月26日~31日、対象は2016年卒業予定の学生1,832名。
3月の活動状況は?
広報活動開始1カ月目に当たる3月の平均エントリー社数は35.0社。2015年卒12月(広報活動開始1カ月目)と比べると、9.3社減となった。「自己分析」「業界・仕事・企業研究」「企業へのエントリー」「合同企業説明会への参加」は、前年度同時期とほぼ同じ割合だった。
一方で、「個別企業説明会への予約・参加」「エントリーシートの取り寄せ・提出・通過」「1次面接」は、2015年卒12月より活動割合が高い。特に「エントリーシートの提出」については、37.2ポイント増の65.8%が「活動を行った」と回答した。
「現在就職活動をしている企業の規模」について聞いたところ、全体の53.8%が「大手企業中心(+どちらかといえば)」と回答した。一方、「中小企業中心(+どちらかといえば)」という回答は23.6%であった。エリア別では、「東海」「その他エリア」の方が中小企業を中心に活動する学生の割合が高くなった。
「先輩と比較して、自分たちの就職活動はどうなると思うか」という問いに対し、「楽になる(+かなり+多少)」と回答したのは11.6%で、2015年卒12月比で18.2ポイント減少した。一方、「厳しくなる(かなり+多少)」と回答した割合は、62.6%(前年比53.6ポイント増)と大幅に増加した。