歌手で俳優の福山雅治が、10日に放送された日本テレビ系の音楽番組『バズリズム』(毎週金曜24:30~25:30)に出演し、15年間パーソナリティを務めたラジオ番組『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル"魂のラジオ"』(ニッポン放送)終了の裏側を明かした。
東京・有楽町のニッポン放送本社前にファン約3000人が集結して話題となった、3月28日の『魂のラジオ』最終回。福山は「ありがたかったです」と振り返り、「放送中は絶対泣かないって決めてたんです。ボク、絶対泣かない! 感傷に浸っているとなんか嫌だったんですよね。放送として…」と語った。
そして、朝7時くらいまでニッポン放送での打ち上げに参加した後、「家に帰ってからちゃんと自分で乾杯しようと思っていた」と自宅でも1人で乾杯したという福山。「お酒をつくって、ネットでも見てエゴサーでもしてやろうかな」とエゴサーチを行い、「短い文言の中に思いの詰まったTwitterがバーッと…。1人で号泣してましたよ。その時に初めて泣ける気分になった」と号泣したことを明かした。
また、MCのバカリズムがエゴサーチをしていることに驚くと、「大事なニュースを発信したあとは、必ずエゴサーをするんです」と伝えた。
福山は、1992年1月に木曜27時の通称"2部枠"で『福山雅治のオールナイトニッポン』がスタートして以来、曜日や時間帯を移しながらも、足かけ23年にわたりニッポン放送『オールナイトニッポン』のレギュラーパーソナリティとして活躍。"魂ラジ"の通称で親しまれた『魂のラジオ』は2000年3月にスタートし、今年3月28日に最終回を迎えた。