Facebookは、Facebookの友人にメッセージが送れるアプリ「Messenger」のWebアプリ版「Messenger.com」を公開した。米国時間4月8日の公開当初は英語のみの対応だったが、現在は日本語にも対応している。

「Messenger.com」は、スマートフォン・タブレット向けに提供されている「Messenger」アプリのWebアプリ版。これまでPCでMessengerを利用する場合は、Facebook.comにアクセスする必要があったが、単独のWebアプリとしてFBの友達とメッセージのやり取りが行えるようになった。従来どおりFacebook.com上でも、Messengerは利用できる。

Google Chromeで表示したMessenger.comの「設定」

Messenger.comにログインすると、メッセージをやり取りした友達やグループ、会話内容、会話中の相手の情報などが表示される。左上の設定アイコンからは、サウンドの有無、お知らせ(受信通知をデスクトップに通知する機能)、ユーザーブロックの管理が可能。米国の場合は送金サービスにも対応している。なお、Facebookは3月に米サンフランシスコで行われた開発者会議「F8」において、Messengerを独立したプラットフォームとして推進するとの方針を発表している。