ヤマハミュージックジャパンはこのほど、Steinberg Media Technologies GmbHが開発した音楽制作用DAW(Digital Audio Workstation)ソフト「Cubase」のエントリーグレード「Cubase Elements」を発表した。4月中旬に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別10,000円前後。
エントリー向けながら、上位版である「Cubase Pro 8」や「Cubase Artist 8」と同様に32bit/192kHzのオーディオに対応し、複数のパッドに任意のコードを割り当ててMIDIトラックやコードトラックの入力に使用できる「コードパッド」といった機能を利用できる。
一方で、オーディオトラック数は48、MIDIトラックは64と上位モデルと比べて抑えられているほか、譜面作成・印刷機能は簡易版、AudioWarp/コードアシスタント/五度圏表示/近接コード表示といった機能は搭載しない。
このほか、付属オーディオエフェクトプラグイン数は24、インストゥルメントトラックは24、付属VST インストゥルメント数は3、HALion Sonic SE 2音色数688音色、Groove Agent SE 4音色数は96プリセット。
対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、OS X 10.9 / 10.10。