AKB48の姉妹グループ・HKT48の指原莉乃が8日、東京・明治座で同日スタートした『HKT48指原莉乃座長公演』の初日公演前に取材に応じ、今年のAKB48選抜総選挙について「できれば1位を取りに行きたい!」と首位奪還を宣言した。
横内謙介氏が作・演出を手掛ける今回の舞台。太閤秀吉の時代を舞台にした全編書き下ろしのオリジナル演劇『博多少女歌舞伎 博多の阿国の狸御殿』の第1部と、第2部のHKT48ライブショー『踊る! たぬき祭り』という2部構成となっている。
第1部では、指原演じるたぬきの「キヌタ」が、宮脇咲良演じる博多阿国一座の「阿国」に憧れて人間に化け、都まで会いに行くシーンからスタート。拍子木で附けが打たれる中、見得を切るシーンや、HKT48の楽曲も和風にアレンジされ、ストーリーが展開される。殺陣やダンスシーンもあり、後半にはワイヤーを使って馬にまたがり、指原と宮脇が3階まで15m上昇するという演出も用意されている。続く第2部は、明治座の舞台を生かしたかした、ヒット曲満載のレビューショーとなる。
座長を務める指原は「座長という名前にプレッシャーを感じていますが、自分なりに頑張りたいです」と意気込むが、「成功するもしないも座長にかかっている」という問いかけには「そんなことないです。みんなです! 責任はみんなで! 成功したときは私ひとりの手柄にします」と座長らしからぬ発言。周囲の猛反発を受けたが、宮脇咲良は、そんな指原の座長ぶりについて「本当に頼もしい。こんなに忙しいのにセリフもきっちり覚えてやっぱりさすが座長だなと思います」と、尊敬のまなざしで語った。
そして最後はAKB48選抜総選挙の話題に。「首位奪還は?」との質問に、指原は「今年一番働いた自信もある」とした上で「できれば一位を取りに行きたい!」と、1位奪還を宣言した。
今回の舞台は、4月23日まで全15公演を上演。指原は「みんなの成長と横内さんの演出が全て合わさって幅広い世代の方に楽しんでいただける舞台になってるんじゃないかなと思います」とアピールしている。
(C)AKS