タレントのウエンツ瑛士が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ特番『火曜サプライズ 春の2時間SP』(19:04~20:54)で、SMAP・中居正広を「追いかける」と決心した出来事について語った。
8日21時から放送の同局系『ナカイの窓SP』で中居と共演したウエンツ。今回の『火曜サプライズ』では、『ナカイの窓SP』の収録を終えた午前2時に中居の楽屋に突撃訪問し、酒とつまみを差し入れ。晩酌しながら、ウエンツがある思いを告白した。
「『火曜サプライズ』は基本的に台本がない」と切り出したウエンツに、中居は「俺、そういう番組ないんだよ」と語り、「それさ、楽しい?」と質問。するとウエンツは「楽しくなってきたぐらいですね。(最初は)楽しくなかったです」と打ち明け、「自分の力量が丸々出る」と理由を説明した。
一方の中居も、『火曜サプライズ』のようなロケ番組が「できない」理由を「これで給料もらっちゃっていいのかなと思っちゃう。汗かいてないから」と赤裸々に語る。「立ち位置しっかりしないと」と気にするあまり、周囲からは「細かい」と言われることが多いという。
そんな中居を、ウエンツが「追いかけると決めた出来事」があった。それは昨年12月23日に生放送された『火曜サプライズSP』のエンディングでの一幕。番組終了2分前、『さんま&SMAP』の生放送を控えたSMAPメンバーが中継で登場し、スタジオのウエンツはいくつかの質問を投げかけたが終了時間内に収めようと必死。それを察した中居が「時間内に終わるって難しいよね」といじり、一同が爆笑する場面があった。
ウエンツはこのことに触れ、「あれはね。絶対に忘れない!」と興奮気味に振り返ると、中居は笑いながら「モニターを見ててさ、しゃべることがないのかなと思って」と当時の印象を伝えた。今では「助けていただいた形ですよね」と受け止めて感謝しているウエンツだが、その瞬間は内心で「ナメやがってこの野郎!」。放送後、録画したそのシーンを自宅で何度も見返しては、悔しさをかみしめていたという。
中居は「そうだよね」「生放送のケツ(終わり)って難しいからさ」と理解を示し、「やっぱり俺、自信がないから打ち合わせするのよ」「ガッツリやる」と仕事との向き合い方を熱く語る。MCとしての実力差を再び痛感しそうになったウエンツは「もういやだいやだ」「もう番宣しましょう」「気持ち良くない。そんなの聞きたくなかったし!」と話を切り上げて笑いを誘った。