ローソンと佐川急便を傘下に置くSGホールディングス(以下、SGH)は7日、業務提携契約を締結し、ローソン店舗を起点とした配送・御用聞きサービスを開始すると発表した。
両社は、ローソン店舗半径500メートル内の小商圏配送・御用聞きサービスを展開する共同事業会社「SGローソン」を設立。設立日は2015年6月14日を予定し、代表取締役にはローソン執行役員の野辺一也氏が就任する。資本金は1億円で、出資比率はローソンが51%、SGHが49%。
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SGローソンのロゴ |
SGローソンでは、東京都世田谷区を中心とした約20店舗で新サービス「SGローソン マチの暮らしサポート」の開始を検討。同サービスでは、利用者の不在時に宅配された荷物をローソン店頭で受け取ることができるサービスや、専用コールセンターでの注文の受付・専任配送担当者が利用者の自宅へ直接荷物を配達するサービス、ローソン店頭で販売する弁当類などの商品やネット宅配「ローソンフレッシュ」の商品を一緒に配達する御用聞きサービス、多機能タブレットを用いた各種ライフサポートサービスの取次業務などを展開する。
同サービスは、2015年度中に東京都内約100店舗へ拡大する予定。また、シニア層や主婦層を宅配スタッフとして新たに採用し、人材活用に取り組むことも検討する。
さらに7月から、佐川急便の取引先の通販事業者などで購入した商品を全国のローソン店舗で受け取ることができるサービスを開始する。
