国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は4月7日、2014年度のTOEICテスト受験者数について発表した。
TOEICテストは、1979年に開始した英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。2014年度の受験者数は前年度を上回り、240万人を記録した。
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト(以下TOEIC S&Wテスト)は、国際的な職場環境において効果的に英語でコミュニケーションをとるために必要な「話す・書く」能力を測定するテスト。年々受験者数が増加しており、2014年度は特に前年度比63%増と過去最高の伸びとなった。受験者数は2万4,000人となっている。
TOEIC Bridgeは、基礎的なコミュニケーション英語能力を評価する世界共通のテストとして、2001年より開始した。日本における2014年度の受験者数は20万5,000人。
これらTOEICプログラム3テストの受験者数は合わせて約262.9万人となり、過去最高であった2013年度の実績(258.5万人)を更新した。