ふみコミュニケーションズは、運営する女子中高生のためのポータルサイト「フミコミュ!」にて、「女子中高生の友達」についての意識調査を実施し結果を発表した。調査は2月5日~3月11日にかけて、同サイトのユーザーである女子中高生313名(中学生76.7%、高校生23.3%)を対象にインターネットで行われた。

「1人よりも友達といる方が好き」な女子中高生、66.1%

「気軽に遊びに誘える友達は何人いますか」

調査ではまず、「気軽に遊びに誘える友達は何人いますか?」と質問したところ、「3人(21.4%)」、「6~9人(16.9%)」、「2人(13.4%)」が上位となったほか、「いない」という人も3.8%いることがわかった。

続いて、「友達といるより1人でいる方が好きですか?」と尋ねたところ、「友達といる方が好き(66.1%)」、「1人でいる方が好き(33.9%)」という結果に。友達といる方が好きな理由としては、「友達といると、安心できるし、何でも相談できるからっ!」(中学1年生・千葉県)、「一人でいる時間も必要だけど、友達と話していたら楽しいしストレス解消にもなるから」(中学3年生・広島県)、「楽しいし、情報交換もできるから」(中学2年生・兵庫県)といったコメントが寄せられた。一方、1人でいる方が好きな人からは、「気を使わなくて済んで楽だから」(中学3年生・大阪府)、「自分の時間を大切にしたいから。趣味に没頭したいから。学校では友達といるけど、休日になにも予定がなかったら1人で過ごしたい」(高校2年生・岐阜県)など、自分の行動や時間を自由に使えることに魅力を感じている様子がうかがえた。

女子中高生53.7%が「友達に裏切られた経験」アリ

「過去に信用していた友達に裏切られたことはありますか」

次に、「過去に信用していた友達に裏切られたことはありますか?」と尋ねたところ、53.7%が「ある」と回答した。その内容は、「みんなに秘密にしていた好きな人を、思いっきりバラされました……」(中学2年生・東京都)、「机に悪口を書かれていて、一緒に犯人探しをしてくれたのにその子が犯人だった」(高校1年生・茨城県)、「急に悪口を言われたり、はぶかれたりされた」(中学2年生・東京都)、「無視するようになって、LINEも既読無視された」(高校3年生・東京都)など、理由を告げずに突然態度を変えたり、お互いだけで共有していた秘密の情報を他人へ漏らすケースが多数寄せられたほか、SNSを使った嫌がらせ行為が増えてきていることもわかった。

「ネット上だけで交流する友達」がいる人、71.3%

「ネット上だけで交流する友達は必要だと思いますか」

「リアルな友達ではなくネット上だけで交流する友達はいますか?」という質問に対して、71.3%の女子中高生が「いる」と回答。また、「ネット上だけで交流する友達は必要だと思いますか?」と尋ねたところ、「まあまあ必要だと思う(37.7%)」「必要だと思う(29.1%)」と、およそ7割の女子中高生が必要と感じていることがわかった。

「LINEやTwitterなどのSNSに疲れやストレスを感じる時はありますか」

続いて、「LINEやTwitterなどのSNSに疲れやストレスを感じる時はありますか?」と質問したところ、「よくある(11.5%)」「たまにある(37.4%)」という結果に。多くの女子中高生が、ネット上だけで交流する友達が必要だと考えている反面、半数近くがSNSの利用にストレスを感じていることが明らかとなった。さらに、「SNSやネット上で、悪口や暴言を吐かれたこと」がある人は29.4%にのぼり、調査では「誰とでも簡単につながることができる半面、相手を傷つけることもたやすくできるSNS。その悪い面をしっかりと理解した上で利用していくことが、今の女子中高生たちには必要なのかもしれません」とコメントしている。