朝日新聞出版は7日、書籍『格差大国アメリカを追う日本のゆくえ』を発売した。著者は経営コンサルタント、経済アナリストの中原圭介氏。価格は1,620円。
同書は、空前の株高に沸く米国で起きている「本当のこと」と、その米国を追いかけ続ける日本の将来について論じている。資本家と労働者、中央と地方の間の中間層が没落した国のゆくえはどうなるのか。「もっとも予測が当たる経済アナリスト」と評価されている著者が、日本と世界経済の近未来と「今とるべき打ち手」を提示する。
内容は、「第1章 中間層が没落するアメリカ」「第2章 なぜ格差は拡大したのか」「第3章 経済学は何のためにあるのか」「第4章 中間層と国家の盛衰」「第5章 21世紀のインフレ政策は間違っている」「第6章 世界の模範となる日本」となっている。
著者の中原圭介氏は、経営・金融のコンサルティング会社、アセットベストパートナーズの経営アドバイザー・経済アナリストとして活躍。 企業・金融機関への助言や提案を行うほか、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に取り組んでいる。著書に『これから日本で起こること』(東洋経済新報社)などがある。