ジェイアイエヌは7日、2015年秋に発売を予定している各種センサーを搭載したアイウェア「JINS MEME」のアプリケーション開発に必要なSDKの提供を開始した。また、このJINS MEME対応アプリケーションのアイデアを募集するコンテストの第2弾も、4月7日から6月1日までの期間で実施する。
JINS MEMEは、メガネの内部に瞬きや視線方向などの目の動きを検出する三点式眼電位センサーと、頭の動きを感知する六軸センサーを搭載したアイウェア。Bloetooth経由でPCやスマートフォンと連携が行なえる。このデータを活用したアプリケーションの開発に必要なSDKを「開発者向けサイト」にて公開している。
JINS MEME対応のアプリケーションのアイデアコンテスト「JINS MEME DEVELOPER IDEA PITCH CONTEST」は、純粋にアイデアのみを募集する。実際にアプリケーションを製作する必要はない。受賞者には、開発者向けJINS MEMEが無償提供される。コンテストの第1弾は1月6日から1月30日の期間に行なわれ、2つのアイデアが受賞した。
受賞アイデアのひとつは、眼電位センサーとGPSから得られるデータを元に、自分がどの場所にいる際にどのくらい集中できていたのかを記録し、作業を行なうのに最適な場所を教えてくれるする「Peripatos」アプリ。もうひとつのアイデアは、チームで作業を行なっている際に、全員の集中力や疲労度をリアルタイムに測定して、集中力が落ちてきたメンバーに対して休息を促す「Leave ME Alone」であった。コンテストや受賞作についての詳細は、こちらの特設サイトに記載されている。