トーワ電機は7日、GPGPU関連の製品やソリューションを提供する「G-DEP」より、NVIDAのディープラーニング用のソフトウェアパッケージ「DIGITS」をプリインストールしたワークステーション「DeepLearning BOX」を発売した。標準仕様での価格は865,456円から。
「DIGITS」は、すでにディープラーニング用として利用されているCaffeを中心に、TorchやTheanoなどをサポートし、GPU側のインタフェースやユーザーインタフェースなどをまとめたソフトウェアパッケージ。2015年3月に行われた開発者向けイベント「GPU Technology Conference 2015」(GTC 2015)で発表された。
「DIGITS」をプリインストールした「DeepLearning BOX」は、GPUにNVIDIA GeForce TITAN Xを搭載したワークステーション。オプションとして導入から3カ月間の「E-mail Q&Aサポート」と「導入時訪問サービス」をセットにした「DLサポートセット」も用意する。
標準時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K (3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR-2133 16GB (4GB×4)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce TITAN X、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1500W 80PLUS SILVER、OSがUbuntu 14.04。