ダスキンはこのほど、「社会人を対象とした掃除に関する意識調査」の結果を公表した。

「どのような時に掃除をしようと思いますか?」

同調査は、全国の今春に入社を迎える新社会人男女と、20代から50代の仕事を持つ社会人男女を対象に、2月27日から3月3日にかけてインターネット調査で実施。500人から有効回答を得た。

"掃除の習慣"と"ビジネス"の関連性とは?

「どのような時に掃除をしようと思うか」との質問で、「汚れの有無にかかわらず習慣として」と答えたのは、社会人の24%に対し、新社会人は13%と1割以上少ない結果となった。

1週間に1度も掃除をしていない新社会人は54%と、半数を超える結果となった。一方、社会人の76%は1週間に 1度以上掃除をしていることがわかった。

「掃除の頻度を教えてください」

「掃除するのが一番苦手な場所」を聞いたところ、新社会人は「トイレ」との回答が最も多く、半数近くの45%となった。また、世代別に見ると、年齢を重ねるごとにトイレ掃除に対する苦手意識が減っていることがわかった。

「家の中で掃除するのが一番苦手(嫌い)な場所はどこですか?」

「掃除の際に、先に手順を考えるか、とにかく始めるか」を尋ねた。その結果、新社会人の60%が「手の届く場所からとりかかる」と答えており、社会人の44%と比較すると16%の差が見られた。

「掃除をする際は、先に手順を考えますか? それとも手の届く場所から始めますか?」

「1回の掃除にかける時間」では、「30分以上」と答えた新社会人が43%だったのに対し、社会人は20%だった。同じ20代でも、社会人の場合は「30分以上」が19%と低く、社会人になって時間を意識して活動することが身についているということを窺わせる結果となった。

「1回の掃除にかける時間を教えてください」