女優の藤原紀香が「底辺にいる藤原紀香が見られます」と発言したとしてネット上などで批判されていることを受け7日、自身のブログで釈明した。
藤原は7月5日スタートのNHK・BSプレミアムドラマ『ある日、アヒルバス』(毎週日曜22:00~)で、大手出版社の契約社員からバスガイドへと転身する40歳・浅倉葉月を演じる。同作に関して一部メディアの取材に応じた後日、「底辺にいる藤原紀香が見られます」という藤原の宣伝コメントが報じられ、ネット上では「差別発言」「40歳で独身でバスガイドしてると底辺なのか?」など批判の声が上がっていた。
このことを受け、藤原は「底辺なんてとんでもない!底力でしょー」と題したブログを投稿。「記事の見出しが『底辺の藤原紀香をお見せします』的なものになっており、私も本当に驚きました。。。」とその話題に触れ、「バスガイドが底辺だとか、40歳独身女性が底辺だとか、そんな言葉は一言も発していませんし、底辺の自分を見なさい、なんてこと言うわけないので放っておきましたら。。。」と発言自体を否定し、「書かれた見出しが一人歩きしているみたいなので、とほほです」と心境をつづった。
また、「真実ではないことが、広まっていく。。。ネット社会の恐ろしさですね」と嘆きながらも、「こんな世界にいるので、慣れていることですが、実際バスガイドをしている皆さんや、このドラマを楽しみに応援してくださっている皆さんには不愉快な想いをさせてしまったこと、心からお詫び申し上げます」と責任を感じて謝罪。「そんなこんなでお騒がせしているみたいですが、日々変貌をとげる街・東京をめぐるバスの旅と共に、40歳からの人生一発逆転を目指し、恋に仕事に、本気で立ち向かっていく主人公の生き方を描くこのドラマをどうぞ 応援してくださいませ」とあらためて同作をPRした。
さらに、「本物のバスガイドの方々にも取材をさせていただき、観光バスに乗り勉強させていただきました」と明かし、「日本人の持つ、おもてなしの精神の真髄を見せていただき、その腕に感動。バスガイドの仕事は人間力が必要ですね」「底辺なんてとんでもない!底力がなくちゃできない仕事」と分析。「役としても、がんばらなきゃ」と気を引き締めた。