ヤフーは、アニメやゲームのような世界観のなか、2Dのアバターを通してコミュニケーションができるiOS用アプリ「なりきろいど」を公開した。アプリの価格は無料。
「なりきろいど」は、SFや漫画などで描かれてきた、表情に合わせて動くアバターで会話するという"未来のコミュニケーション像"を形にしたiPhoneアプリ。顔認識機能を搭載しており、ユーザーの表情に合わせて変化していく2Dアバターの表情や動きと音声・テキストチャットを組み合わせた、新感覚のコミュニケーションを提供するという。2DアバターはLive2Dとの協業で開発しており、アニメの質感を生かしたままの立体的な動きを実現したとのこと。
また、同アプリのユーザーは、10億通り以上の組み合わせができるさまざまなパターンが用意されたアバター用パーツを使って自由にオリジナルの2Dアバターを作成し、「ニックネーム」や「興味タグ」などのプロフィール情報の登録を行う。チャットをする相手は「興味タグ」が一致する相手とランダムでマッチングする「ランダムワープ」機能を使って繰り返し探し、気のあった話し相手を見つけていく流れとなる。
そのほか、アバターを使ってしゃべった映像や音声を記録する動画録画機能も搭載。動画はWeb上にアップロードしてSNSを使ったシェアが可能となっている。なお、Android版は今夏公開予定。パーツの数は今後も随時追加していくとのことだ。