KID(KORG Import Division)は、Sub Phattyの音源システムを内蔵する2ノート・パラフォニック・アナログ・シンセサイザーの限定バージョン「Moog SUB 37 Tribute Edition」を発売した。価格は税別20万円。
「SUB 37トリビュート・エディション」は、Moog Musicの創業者であるロバート・モーグ博士、そして博士の教育に注いだ情熱や音楽への愛情をトリビュートした限定バージョンのアナログ・シンセサイザーだ |
同製品は、モノフォニック(単音)またはデュオパラフォニック(2音:フィルターは共通)の2モードを内蔵した2ノート・パラフォニック・アナログ・シンセサイザー。37鍵ベロシティ、アフタータッチ付きキーボード、ソースとデスティネーションを自在にアサインできる2系統のモジュレーション・バス、Moog伝統のレゾナンス付きラダー・フィルター、DAHDSRエンベロープ、シンク可能なアルペジエイター、ステップ・シーケンサーなどを搭載する。
さらに、ボブ・モーグ博士のサイン入りの本体パネル上には、40個のノブ、74個のスイッチを装備しており、LCDを活用した複雑な音作りや、ライブ・パフォーマンスでの直感的なコントロールが行える。そのほか、256種類のプリセットをメモリー(16プリセット×16バンク)することも可能だ。