昨年9月の全米オープンで準優勝した錦織圭選手は、フィギュアスケート・羽生結弦選手をおさえて「アスリートイメージ総合ランキング」の2位に入った

博報堂DYメディアパートナーズはこのほど、博報堂DYスポーツマーケティング、データスタジアムと共同で、アスリートの総合的なイメージを測定する「第29回 アスリートイメージ評価調査」を実施し、その結果を明らかにした。

同調査は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県に住む15~69歳の男女を対象に、3月12日~20日にかけて行った。有効回収サンプル数は600サンプル。

「スタジアムや会場で観戦したいスポーツ」について聞いたところ、「フィギュアスケート」が26.5%と最も高い結果となった。2位は「プロ野球(国内)」、3位は「ワールドカップサッカー」となっている。

5位は、2013年3月調査時の14位から大きく順位を上げ「テニス」がランクインした。テニスの順位が上昇した背景には錦織圭選手の活躍もあると同社は分析している。

「アスリートイメージ総合ランキング」では、1位はイチロー選手(野球)、2位は錦織圭選手(テニス)、3位は羽生結弦選手(フィギュアスケート)だった。特に躍進が著しいのは、今季から日本プロ野球に復帰している野球の黒田博樹選手で、7位にランクイン。2013年8月調査の28位から大きくランクアップした。

「誠実な」アスリートのイメージ調査では、1位は長谷部誠選手(サッカー)、2位は黒田博樹選手(野球)、3位は羽生結弦選手(フィギュアスケート)だった。「生き方や発言に共感できる」アスリート調査では、1位はイチロー(野球)、2位は黒田博樹(野球)、3位は長谷部誠(サッカー)となっている。