世界中で展開されている、シアトル系コーヒーチェーン店のスターバックス。中には旅行先や季節限定のタンブラーをコレクションしている人もいるだろう。例えば日本だと、東京、六本木ヒルズ、横浜、金沢、京都、広島、沖縄などの地域限定タンブラーがあるが、タイにだってその地域、さらには季節限定のタンブラーもある。
4月はソンクラーンデザインに注目
とはいえ、その各地域に行かないと買えないものではなく、首都・バンコクのスターバックスで全てを購入できるため、まとめて大人買いすることも可能なのだ。
まず、地域限定タンブラーとしては、タイ、バンコク、プーケット、チェンマイ、パタヤの5種類(ひとつ420バーツ=約1,530円)。加えて、タイオリジナルブレンドコーヒー「ムアンジャイ」と同じパッケージ柄である民族衣装のタンブラーもある。
そして季節限定のタンブラーも。4月はタイの正月であるソンクラーンがある。この時期は、タイが1年でもっとも暑い季節。そんな4月に、無礼講で水を掛けあう「水掛祭り」と呼ばれるソンクラーンを人々は楽しんでいる。
ソンクラーンの季節だからこそ手に入れることができるのが、ソンクラーン限定コールドカップタンブラー。「Songkran THAILAND」というロゴと水浴びをしている象のイラストも入っているタンブラーは超レアな一品。価格は520バーツ(約1,900円)となっている。
桜がないタイで日本にない桜デザインを
また、4月といえば桜の季節。桜が咲かないタイなのに、実は桜のタンブラーが限定で登場する。タイ人にとって、日本の桜は一生に一度は生で見てみたいという憧れの存在。それをせめてタンブラーで楽しみたいというところから、限定で登場しているのかもしれない。
桜タンブラーは日本でも展開されているが、タイのはちょっとデザインが違う。また、春の花であるヒナギクデザインもあるのだ。ウォーターボトルとコールドカップタンブラー(ロング)はそれぞれ560バーツ(約2,040円)、ステンレスタンブラーは1,150バーツ(約4,200円)。そして、タンブラーだけではなくマグカップも同様に展開されている。
スターバックスのタンブラーをコレクションしているのは、タイ人はもちろん、旅行でタイを訪れる欧米の人たちも多い。また、ひとつの店舗で全てのタンブラーの在庫があるわけでもないので、限定タンブラーを手に入れたいという人は、お気に入りのタンブラーを見つけたら迷わず即買いすることをオススメしたい。
※1バーツ=3.65円で換算。記事中の情報は2015年3月取材時のもの