スマートフォン時代に欠かせないクラウドストレージサービス。一度使い始めるとそのままにしがちだが、サービスも日々進化している。改めて料金や容量を比べてみると、もっと自分に適したものが見つかるかもしれない。
この季節、デバイスのリプレイスやファイル整理をする機会があれば、目的に合わせたサービスの乗り換え・併用を検討してみては。今回は現在よく利用されているクラウドストレージサービスの内容を比較してみよう。
他サービスとの連携が強さの"優良物件"「Dropbox」
クロスデバイスのクラウドストレージとして、最もポピュラーな存在といえるDropbox。数年来のユーザーという方も多いだろう。無料で使える容量は2GBと一見他より見劣りするが、PCでアカウントを作ってiOSアプリでログインする、友人を招待するなどのイベントをこなすとボーナス容量が手に入る。Dropboxが提供する「Carousel」を使えば3GB追加されるので、入れなくてはもったいない。
有料プランは1TBで9,800円/年といきなり大型になるが、月額に換算すると1GB=0.81円/月という安さ。大容量が必要な方にはお得な内容と言える。ブラウザ版では月額プラン(1TB 1,200円/月)も選択可能だ。無料で済ませるなら自動のカメラアップロード機能はオフにしておくのがおススメだ。
iOS 8からシェアメニューにDropboxが追加できるようになり、各種アプリからDropboxへの保存がより簡単になった。ドキュメントやグラフィック系アプリではファイル保存先としてDropboxを活用できるものも多い。スマートフォン・PC間でデータを共有する機会があるなら使っておいて損はない。