4月8日より放送がスタートするTVアニメ『放課後のプレアデス』の先行上映会&キャストトークショーが3日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、メインキャストからすばる役の高森奈津美、あおい役の大橋歩夕、ひかる役の牧野由依が登壇した。
『放課後のプレアデス』は、SUBARU×ガイナックスによる完全オリジナルアニメーションとして2011年にYouTubeにて公開され、今回待望のTVアニメ化。「魔法使い」に任命された5人の少女たちが、プレアデス星人の宇宙船を直すためエンジンのカケラ集めに飛び回る姿を描いている。
イベントでは第1話と第2話に加え、4年前に公開された劇場用マナームービーも上映。上映後に登壇した3人は、4年前に収録したものと最新のTVアニメが同時に流れたことをはにかんでいた。このマナームービーでは高森たちもプレアデス星人の声をやっており、その意味でも貴重だという。
第1話、第2話の感想を聞かれると、絵の綺麗さや5人が空を飛んでいる時の動きを口々に絶賛。特にひかるのトリッキーな動きに高森は目を奪われたらしい。さらに、ななこや会長(プレアデス星人)を演じる藤田咲の演技のすごさや、本編中に流れる挿入歌についても語られていた。キャラクターについては、YouTube版よりも設定が付け加えられ、佐伯昭志監督がキャストの個性を見て生み出したもの。例えばひかるが音楽に関わりがあるという設定は、牧野がピアノをやっていることからイメージしたという。
今後の展開は、YouTube版の部分が前半で完結し後半はさらに怒涛の展開になるという。また、第1話や第2話にも終盤への伏線になっている会話やアイテムなどがあるらしく、終盤に差し掛かったらもう一度見直して欲しいと熱弁。細かなポイントとしては、大橋演じるあおいのダジャレのように聞こえてしまう台詞にも注目とのこと。
スタッフとの距離が近く和気あいあいとした雰囲気で作られているという『放課後のプレアデス』。この作品を通じて星に興味を持つようになったという高森は最後に、何度も見ていっぱい宣伝して欲しいとアピールしていた。
(c)GAINAX/放課後のプレアデス製作委員会