俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たす最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)のWEB限定予告版が3日、公開された。

新旧ターミネーターが登場

語り継がれてきた『ターミネーター』のタイムラインがすべてリセットされて、驚きの展開が連続する本作。未来の人類反乱軍のリーダー、ジョン・コナーの母=サラ・コナーを抹殺するため、未来から殺りくマシーンのターミネーター(T-800)が送り込まれるが、そこには既に同型の老いたターミネーターが待ち受けており、新旧のターミネーターが対決する。

映像では、若いシュワ、中年のシュワ、白髪のシュワが登場し、『ターミネーター』(84年)当時の姿も完全再現。この3タイプのシュワ型ターミネーターのアイデアは、ジェームズ・キャメロンによるものだという。

また、2029年の未来において、ジョン・コナーはシリーズで一貫して、希望のある未来を信じ、人類存亡をかけた戦いを続けてきたが、新予告では「交渉しても無駄だ。人間の理屈は通じない。滅亡の時は近い。もう止られない」と、終わりのない戦いについて明言。新たな脅威にさらされ。絶体絶命に陥っているようだ。

さらに、『セッション』で本年度アカデミー賞助演男優賞を獲得した俳優のJ・K・シモンズが参戦し、サラ・コナーを手助けしようとするサンフランシスコ警察の刑事・オブライエンを熱演。ターミネーターにまつわる事件を追いかけ、何か異変が起きていることに気付いていることが映像からわかる。


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