本田技研工業(ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは現地時間の1日、米国・ニューヨークで開催される「2015年ニューヨーク国際オートショー」にて「シビックコンセプト」を世界初披露したと発表した。
「シビックコンセプト」は、北米で2015年秋に発売を予定している次期「シビック」シリーズのデザインの方向性を示すコンセプトモデル。力強く躍動感に満ちたエクステリアデザインと、高い走行性能を発揮するための装備などにより、歴代「シビック」を大幅に上回るスポーティーさを追求している。
北米で10代目となる次期「シビック」は、新開発のプラットフォームを採用し、北米市場にはクーペとセダンに加え、新たに5ドアも投入。パワートレインには新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」のひとつで、北米では初となる「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用。6速マニュアルトランスミッションや新開発のCVTを搭載することで、爽快な走りと優れた燃費性能を両立した。
北米向け次期「シビック」のデザインと開発は北米を中心に行われ、セダンとクーペの生産は米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場、5ドアの生産は英国・スウィンドン工場で行われるとのこと。