4月1日0時06分、地下鉄東西線竹橋駅でIngressを起動するといつもと違う光景が現れた。自分(プレイヤー)の中心は黄色く口を動かすパックマンに、Portalの中心にはパックマンのモンスターが鎮座しているのだ。

IngressはGoogleのNiantic Labsが開発・運営しているオンラインゲーム。エイプリルフールにちなんで4月1日、パックマンとのコラボを実現したようだ。プレイヤーとPortalのアイコンについては冒頭に述べたとおり。EnlightenedのPortalには緑のモンスター、ResistanceのPortalには青のモンスター、中立のPortalにはパックマンがパワーアップしたときの"弱々モンスター"がアイコンとして表示されている。また、Portalのレベルによってモンスターの大きさが異なるといった芸の細かさもみせている。

Enlightenedは緑、Resistanceは青、中立は"弱々"。ちなみに、本来のパックマンに緑のモンスターは出てこない

中央がLevel 8のPortal、右上がLevel 1のPortal。モンスターの大きさの違いに注目

また、サウンド面のこだわりも特筆モノで、まさに「Headphones recommended」、イヤホン/ヘッドホンの着用を強く推奨したい。筆者が帰宅途中の電車内で確認した効果音は以下の通りだ。

  • Ingress起動時 → パックマンのスタートサウンド ♪ポパポパポパパ ♪ポパポパポパパ ♪ポパポパポパパ ♪ポワポワポワパ

  • 落ちている(浮遊している)XMをチャージすると → パックマンが通常エサを食べたときの ♪ワゴワゴ音

  • XMが不足すると → パックマンがモンスターにやられたときの ♪ヒューユイユイ ♪ボイポイ

  • PortalにResonatorを挿すと → パックマンがパワーアップエサを食べたときの効果音

XMをチャージすると、パックマンがエサを食べるときのワゴワゴ音が

ちなみに、Googleはパックマン30周年を記念して、検索トップページにパックマンをプレイできるGoogle Doodleを掲載した実績があり、パックマンに深い愛情と敬意を持つスタッフが多く存在すると推察される。

パックマン30周年記念のGoogle Doodle。今でも、Googleで「パックマン」を検索すると、プレイすることが可能だ

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