Googleは1日、ピロピロ(吹き戻し)を使って文字入力が行える画期的なデバイス「Google 日本語入力ピロピロバージョン」を開発したと発表した。両手がふさがっているとき、環境によって音声入力ができないときなどの利用を想定する。発売日および価格は市場調査の結果を踏まえて、判断していくという。
Google 日本語入力ピロピロバージョンは、ピロピロ(吹き戻し)に小型のモジュールを装着することで使える日本語入力デバイス。吐息の量をピロピロの長さに変換することで可視化、その長さを赤外線センサで読み取り、Bluetoothで送信することで文字入力を可能にする。
入力はソフトウェアの切り替えにより、ひらがなだけでなく、英数字や絵文字も入力可能。漢字入力については、研究段階にあり、現在担当者が体を鍛えているという。