今秋スタートのNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインに抜てきされた女優・波瑠が31日、自身のブログを更新し、撮影に向けての準備を報告すると共に、意気込みをつづった。

女優の波瑠

波瑠は「お稽古」と題し、「お花見日和が続いていますね。みなさんは今年はお花見しましたか?」と問いかけつつ、「わたしは街を歩きながら見る程度しかできてないです。笑」と多忙な日々を送っている様子。

4月1日を前に、「そろそろ社会人になる方や学生のみなさんは新生活の準備で忙しかったりするのかな」と想像し、「わたしも先日から、朝ドラ関連のお稽古がはじまったところです」とその内容を報告しながら、思いを記した。

ブログにアップされた2枚の写真は、琴の練習に励む波瑠の姿を捉えている。「所作、ことば、お琴、、できないことばかりで、頭を抱えたくなるときも叫びたくなるときもある」と吐露しながらも、「まだまだこれから。笑」と自らを奮い立たせる。

そして、「壊れるぐらいの勢いで叩き込んでいきます。たぶん壊れないだろうし、壊れた時はネジを締めたり緩めたりしてくれる人がたくさんいるはずだから」と周囲の支えにも触れ、「とりあえずわたし自身は全力で」と力強い言葉を残している。

同作は、朝ドラ史上初となる江戸時代・幕末からはじまる物語。銀行や生保を設立し、後に日本初となる女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、激動の時代の大阪を明るく駆け抜けた波瑠演じるおてんば娘"あさ"が、「お金儲け」のためではなく「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜く姿が描かれる。