男友達に理想を聞いたら「清楚な人がいい! 」と言われた。確かに、結婚を視野に入れたら「清楚」な人の方がいいというのは分かるが、「清楚」とは何を指すのか。辞書には「飾り気がなく、さっぱりしている中に、美しさが感じられる様子」(三省堂 新明解国語辞典)と書いてあるが、具体的にはどういう人だろうか。

「清楚さ」とは外見だけでなく、内面からにじみ出るもの

恋愛ライターのLISAさんによると「世間一般の清楚系のイメージと言えば、さらさらロングの黒髪にナチュラルメイク、清潔に保った肌を際立たせる真っ白なワンピース……といったところでしょうか。確かに清楚な感じはしますよね。見た目だけ清楚系に見せたいのであれば、これで十分。でも本当の清楚系を目指すのであれば、まずは中身をしっかりさせましょう」という。

具体的には、「清楚系女子になるためには、一途な恋愛をすることが大切だと思います。でも、ただひとりの人を思い続けていればそれで良し! というわけではありません。一番大切なのは、相手を思い、強く信頼してあげることです。

例えば、今まで定時退社が当たり前だった彼が突然残業続きになった。そんな変化があれば、『何だか怪しい』と浮気や隠し事を疑ってしまうかもしれません。しかし、彼がそう言うのであれば信じてあげましょう。清楚系女子は、疑うよりも信じることを最優先します。そして『残業続きで大変だと思うけど、体には気をつけてね』と労いの言葉をかけてあげるのです」とのこと。

なるほど、外見的な清楚さは多くの人が思い描くような、ある種記号的な条件を満たせば手に入れられそうだ。しかし、本当の意味での「清楚さ」は考え方や内面から出てくるもののようだ。

一途に相手を思う潔さや堅実さがポイント

「ひとりの男性だけを見て、他には目もくれない。そういった潔さや堅実さを姿勢として見せることは大事です。そして自分の大切な男性を信頼し、立てることができる。それを心がけたうえで、見た目や振る舞いに少し気を遣えば、誰でも本当の清楚系女子になれるのではないでしょうか」とのこと。

真剣なお付き合いを考えたら、より一層相手の内面は気になるもの。「きちんとした相手と真剣なお付き合い」を求める男性に対して、外見的・表面的でなく、考え方からかもし出る「清楚さ」を武器にアピールしていくのは、重要なことなのかもしれない。