エバラ食品工業はこのほど、「新生活実態と家庭の味に関する調査2015」の結果を発表した。同調査は1月29日~2月3日、3年以内に初めて実家を離れた18~29歳の男女800名を対象にインターネットで実施。また並行して、3年以内に子どもが初めて実家を離れた35歳以上の男女(親)200名を対象とした比較調査を行い、合計1,000名の有効回答を集計した。
まず、3年以内に実家を離れた本人に「実家に帰省した際に家族と食べたい家庭の味(家庭料理)」を聞いたところ、1位は「カレー」(135人)、2位は「肉じゃが」(112人)、3位は「鍋」(51人)となった。そのほか、郷土料理をあげる人もみられ、秋田県の「きりたんぽ鍋」や北海道の「ざんぎ」、九州北部の「がめ煮」という回答もあった。
次に、「お祝いやめでたい日に食べたい家庭の味(家庭料理)」を聞いてみると、1位は「すき焼き」(72件)、2位は「唐揚げ」(60件)、3位は「赤飯」(52件)となった。次いで、「ちらし寿司」(47件)、「寿司」(46件)があがっている。
一方で、3年以内に子どもが実家を離れた経験を持つ親に「子どもに伝えたい家庭の味(家庭料理)」について尋ねると、1位には「肉じゃが」(36件)が選ばれた。以下、「味噌汁」(31件)、「カレー」(22件)が続いている。また、「お好み焼き」や「こづゆ」といった郷土料理・地方の名物料理の回答もみられた。