鉄道博物館(埼玉県さいたま市)はこのほど、ゴールデンウィーク前までに展示開始するとしていたEF55形式電気機関車(EF55-1)の展示開始日を4月12日11時と発表した。ヒストリーゾーン中央の転車台上で展示し、毎日12時と15時の転車台回転時には汽笛吹鳴を行うという。
展示開始初日には、転車台前で11時から展示開始セレモニーを開催し、テープカットや転車台回転、汽笛吹鳴などを行う。EF55形式の展示開始に先立ち、4月1~19日は同車両に関するミニ展示を館内で実施。パネル展示や模型展示を通じ、EF55形式の歴史や役割などを伝える。
なお、EF55形式の展示準備作業に関連して、4月8日以降は一部の見学用ステップや解説パネルが利用できなくなる場合があり、とくに4月11日はヒストリーゾーンの約半分が見学できなくなるとのこと。
EF55形式展示開始にともなう館内の展示場所整備を行うため、現在展示中のDD13形式ディーゼル機関車は4月11日までに展示を休止し、一時的な保管場所となるJR東日本大宮総合車両センターに移される。展示再開は2015年度末の見込み。C57形式蒸気機関車とキハ41300形式気動車は館内の展示位置が変更となる。