鉄道博物館(さいたま市大宮区)は6月1日まで、ヒストリーゾーン1階に展示しているブルートレイン「20系客車(ナハネフ22形式)」の車内公開を行う。同車両の車内公開は約1年ぶりとのこと。

鉄道博物館提供による、20系客車(ナハネフ22形式)の外観と車内

公開時間は平日が14時から15時まで、土休日は12時30分から13時30分まで。各回先着20組の定員制で、車内への入場は3分間の入替制となる。車内公開は無料で、入館料のみで参加できるが、4月11・12日は公開されない。

ナハネフ22形式は、1964年から1970年にかけて製造された寝台特急用客車。20系客車が登場した1958年当時、一般家庭どころかオフィスなどでもエアコンが普及する前で、冷暖房を完備した20系客車は「動くホテル」「走るホテル」とも呼ばれたという。