トヨタ自動車は30日、ステーションワゴン「カローラ フィールダー」とスタンダードセダン「カローラ アクシオ」のマイナーチェンジを発表した。4月1日に発売される。
今回のマイナーチェンジでは、安全・安心により配慮したという。レーザーレーダーとカメラを組み合わせることで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能とする予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense C」を初採用している。
「Toyota Safety Sense C」は、衝突の危険がある場合にブザーとディスプレイ表示で警報を出し、自動ブレーキにより衝突回避を支援する「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」、走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にブザーとディスプレイ表示で警報を出す「レーンディパーチャーアラート」、対向車のヘッドランプや先行車のテールランプなどを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」などが含まれる。
「カローラ フィールダー」は「スポーティ」、「カローラ アクシオ」は「モダン」をテーマに、内外装のデザイン刷新も実施。「カローラ フィールダー」では、好評であった特別仕様車「W×B(ダブルバイビー)」を新たにグレード設定している。
エンジンは1.5リットルの2WD+CVT車に高熱効率・低燃費の新開発エンジン「2NR-FKE」を採用し、走行燃費23.4km/リットル(「カローラ フィールダー」は23.0km/リットル)の低燃費を実現。アイドリングストップ機能の標準装備も行われた。ハイブリッド車は、ハイブリッドシステムを高効率化することで走行燃費33.8km/リットルを実現し、「エコカー減税」の対象としている。
価格は、「カローラ フィールダー」が161万1,163~247万4,182円、「カローラ アクシオ」が146万4,873~220万7,127円(ともに税込)となっている。