食品の製造・卸売を行う味源は30日に、「納豆が更に旨くなる魔法のふりかけ」の「わさび」「キムチ」「梅」風味、計3種を発売した。
納豆嫌いが積年の思いを込めて企画
同商品は、納豆嫌いな同社代表が、「納豆嫌いでも食べれるようになる」商品をと、社内の納豆嫌いを10名選抜し開発した。
社内で納豆が嫌いな理由のアンケートを集計したところ、1位が「臭い」、2位が「味」となった。そこで、この2点を克服できるように企画し、研究と試食を重ね、「わさび」「キムチ」「梅」の風味で商品化に至ったという。
同商品は、3種類ともネギ、ゴマといった香味原料をそのまま使用。これにより納豆の臭い、味を抑えた。さらに、「わさび」は、香りと味を全面的に押し出し、「キムチ」は、発酵食品ということから相乗効果を狙い、「梅」は、顆粒、梅肉、赤しそを香りよくブレンドした。
混ぜた納豆1パックに対して、同商品大さじ1杯(約5g)が適量としている。内容量は、各80gで、参考価格は、400円(税別)となる。