ライフネット生命保険は26日、「消費増税から1年。2015年、今年こそ見直したいものに関する調査」の結果を発表した。2014年4月の消費増税以降で、家計を見直して節約したものの1位は「外食・飲み会費」となった。
同調査は、2015年2月11~16日にモバイルリサーチにて行われ、20~59歳の個人1,000人から有効回答を得た。
消費増税以降、家計のやりくりにどのような変化があったかと聞くと、所得が「減った」人は26.8%。一方、支出が「増えた」人は63.0%に上った。
消費増税以降、実際に見直して節約したものは、「外食・飲み会費」が55.8%でトップ。以下、「衣類・雑貨費」が45.1%、「家庭の食費」が40.9%、「旅行などの娯楽費」が35.9%などと続き、日々の生活で何かを我慢する"ガマン型節約"が上位を占めた。
見直しで1カ月当たりに節約できた金額は平均5,318円。金額別に見ると、「5,000円程度」が21.3%で最も多く、次いで「3,000円程度」が16.5%、「1,000円程度」が14.9%、「2,000円程度」が13.2%などとなり、「5万円程度以上」と答えた人も1.2%いた。
2017年4月に予定される10%への消費増税に向けて、今年(2015年)見直したいものを尋ねたところ、「外食・飲み会費」が59.3%、「衣類・雑貨費」が43.3%など、"ガマン型節約"が上位に入った。