東武鉄道は今年の日光東照宮四百年式年大祭を記念し、4月18日から特急「スペーシア」の特別塗装列車「日光詣スペーシア」を運行開始する。
日光二社一寺(日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社)と連携し、浅草や東京スカイツリータウンから日光へと誘客を図り、交流人口の増加や沿線活性化を図ることが目的だという。特急「スペーシア」6両1編成の外観カラー・窓枠帯・ラインカラーを日光二社一寺の建造物に使用される荘厳な金色と重厚な黒色、あでやかな朱色の配色に塗り替える。
1・6号車の左右側面には、「日光詣」の文字と日光東照宮を代表する彫刻「眠り猫」「三猿」をデザインしたエンブレムを掲出。車内の一般席・個室席のヘッドカバーも基調色の金色に合わせて同系色とする。
運行初日4月18日には、浅草駅9時30分発・東武日光駅11時16分着「日光詣スペーシア」で浅草駅から東武日光駅まで乗車するデビュー記念乗車ツアーを実施。参加者にはもれなく記念乗車証、記念乗車券、記念乗車弁当、日光詣ステッカー、日光詣クリアファイル、日光詣スペーシアフリクションペンがプレゼントされるほか、日光東照宮千人武者行列をイメージした鎧武者も列車に同乗し、おもてなしを行う。旅行代金は大人4,980円、子供4,280円で、申込みは東武トラベルウェブサイトや東武トラベル各支店などで受け付ける。
「日光詣スペーシア記念乗車券」も4月18日から販売開始。浅草駅・東武日光駅からそれぞれ大人250円区間の片道乗車券計2枚のセットで、「日光詣スペーシア」や日光詣エンブレムをあしらった台紙が付いて500円。東武本線各駅と東京ソラマチ内の東武グループツーリストプラザで合計3,000セットを限定販売する。