カシオ計算機は3月26日、録音済み音声の聞きたい部分を文字入力で検索できる「キーワード頭出し ボイスレコーダー」と、顔写真からキャラクター画像を自動生成できる「撮ってキャラスタジオ」のスマートフォン向けアプリ2種類を公開した。
キーワード頭出し ボイスレコーダー
キーワード頭出し ボイスレコーダーは、独自の音声キーワード検索技術によって、聞きたい部分をキーワード入力から探せるiOS向けアプリ。App Storeにて販売し、価格は税込500円(2015年4月30日までは特別価格の300円)。対応OSはiOS 7.1以上、対応端末はPhone 6 Plus、iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4S、iPod touch(第5世代)。
キーワード頭出し ボイスレコーダーは、検索したい言葉をかな入力すると、アプリの内部で音声へ変換し、録音データ内の類似部分を教えてくれる。検索結果を聞き終えた後は、必要な部分のみを残しておくこともできる。
そのほか、音声のない部分を飛ばして再生時間を短縮する「無音スキップ」、2倍速や3倍速で再生できる「倍速再生」、雑音を低減する「ノイズキャンセル」、指定した秒数を飛ばして再生する「指定秒数スキップ」、録音・再生時にマークやメモを貼り付けられる「タグ付け」など、聞き直しの効率化に役立つ多彩な機能を備える。
撮ってキャラスタジオ
撮ってキャラスタジオは、顔写真をキャラクターに変換し、様々なポーズやセリフを合成して21パターンの画像を自動作成してくれるスマートフォン用アプリ。Android版を3月26日にGoogle playで、iOS版を4月にApp Storeで提供開始する。いずれもダウンロードは無料だ。対応OSはAndroid 4.0以上、iOS 7.0以上。iOS版の対応端末はiPhone 6 Plus、iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5。
1枚の顔写真から輪郭や目、鼻などのパーツを抽出し、大きさや位置、バランスを認識してキャラクターを自動で作る。キャラクター画像は、様々な表情やポーズのキャラクターに「ごめんね」「ワクワク」といったセリフを合成したものを21パターン作成。そのうちの3パターン(2015年4月30日までは6パターン)は無料で保存でき、アプリ内で108円(iOS版は100円)を支払うと21パターンすべてを保存できる。画像の保存データ形式はPNG。
キャラクター画像は、15種類の髪型や12種類のメガネ、40種類のセリフを用いてがアレンジ可能だ。また、カシオ計算機のオリジナルスタンプメーカー「pomrie(ポムリエ)」と連携してスタンプも作れる。
また、カシオ計算機は同日、カシオ公式アプリのポータルサイトを開設した。