『96時間』のリーアム・ニーソンが、『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ『ラン・オールナイト』(5月16日公開)の日本オリジナルの予告編とポスターが26日、公開され、ニューヨークを舞台にしたノンストップ逃走劇の一部が明らかになった。
同作は、ニーソン演じる殺し屋が息子の命を救うために殺した相手が、エド・ハリス演じるマフィアのボスの息子だったことを発端に、マフィア、すご腕の暗殺者、さらには買収された警察官、一般市民まで、ニューヨーク中を敵に回してしまうというストーリー。
今回公開された映像では、そのストーリーが緊迫感あるテンポで描かれ、「生き延びる可能性、ゼロ…」というナレーション、そしてタイトルコールに続き、最後に「生き残れ」という強いメッセージで締めくくられる。
ストーリー上は、ひと晩で展開するが、実際の撮影には"48晩"もかけられた本作。地下鉄の駅で戦ったり、ビルの高層階からぶら下がったり、ニューヨークを所狭しと次々に繰り広げられる激しい格闘シーンは、ニーソン自らが練り上げ、やり遂げたという。これには、一緒に逃走する息子・マイクを演じたジョエル・キナマンも「リーアムのこなす身体能力の高さにはもう驚かされるばかりだよ」と振り返る。
また、ジャウム・コレット=セラ監督は「(前回ニーソンとタッグを組んだ『フライト・ゲーム』では)ケーブルでぶら下げたり、僕は彼にあらゆることをやらせたんだ。そして、この映画では、さらに多くを要求した」と、60歳を超えたニーソンのアクションがレベルアップしていることを明かし、「そのすさまじい展開をきっと楽しんでもらえると思う」と見どころを語っている。
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