トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は25日、今年で発売60周年を迎えた「クラウン」の歴史を13台の実車展示で紹介する「クラウン60周年記念展」の開催を発表した。期間は4月25日から7月5日まで。
「クラウン」は国産乗用車として最も歴史が古く、そのクルマづくりは「継承と革新」の歴史であったという。乗り手の要望や時代の要請に合わせ、当時の最新技術と装備を導入しながら日本の高級車市場を築いてきた。「クラウン60周年記念展」では、「クラウン」の派生車である「クラウン カスタム」と初代「マジェスタ」の初展示を含め、歴代「クラウン」13台を展示。歴代モデルのCM映像放映や、ギャラリーでの「クラウン ポスター展」と合わせ、それぞれの時代を振り返る内容としている。
ライブラリーでは歴代「クラウン」のカタログや関連図書も展示されるほか、4月25日・26日、5月2~6日には、「ゴールデンウィークイベント」として走るペーパークラフトとオリジナル万華鏡づくり(それぞれ参加費が別途に必要)も行われる。
「クラウン60周年記念展」概要
期間・開館時間 | 4月25日~7月5日 9:30~17:00(入館受付は16:30まで) |
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休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日)、4月27日・5月4日は開館、5月7日は閉館 |
入場料 | 大人 : 1,000円 / シルバー(65歳以上) : 500円 / 中高生 : 600円 / 小学生 : 400円 ※団体割引あり |