ウェブリオは23日、「カタカナビジネス用語に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2月23日~3月6日、対象は全国の20~30代男女ビジネスパーソン178名。
5割がカタカナビジネス用語に困惑
「カタカナビジネス用語を上司、同僚、客との会話やメールなど、ビジネスシーンにおいて使用することはあるか」という問いに対し、79.2%が「ある」と回答。地域別に見ると、東京・大阪・愛知では特に使用率が高かった。
「使用頻度の多いビジネスカタカナ語」を3つ尋ねると、1位は「アジェンダ(計画・予定表)」、2位「タスク(課された仕事・職務)」、3位「キャパ(収容能力・容量)」という結果に。その他、「エビデンス(言った・言わないの証拠・言質)」「アサイン(割り当てる・任命する)」などがあげられた。
「カタカナビジネス用語を聞いた際に困惑したことはあるか」という問いには、54.5%が「ある」と回答。その中の19.8%は「カタカナビジネス用語の意味が分からなく、ビジネスシーンで失敗に至った経験がある」としている。
「ビジネスシーンにおいて困惑したことがあるカタカナビジネス用語」3つをあげてもらったところ、約束・決意表明を表す「コミット」が1位に。以下「ローンチ(立ち上げる・立ち上がる)」「ケーピーアイ(KPI/重要業績評価指標)」「エビデンス(言った・言わないの証拠・言質)」「アジェンダ(計画・予定表)」があげられた。