愛媛県立とべ動物園ではこのほど、同園で飼育しているライオンが8年ぶりに4頭出産し、うち3頭が成長している。
4月4日、ライオンの赤ちゃんの命名式を開催
出産直後衰弱していた1頭(オス)を人工哺育で、残りの2頭(メス)は、自然哺乳により成長している。人工哺育個体の一般公開は既に開始しており、残り2頭はGW頃の親子展示を目指しているという。
人工哺育個体の誕生日は2月12日。生まれた頃の体重は1.16kg。3月5日3.39kg、22日5.07kgと順調に成長している。一般公開は、3月7日から開始。土曜、日曜、祝日は11時から11時20分までと14時から14時20分まで。平日は、14時から14時30分までとなる。一般公開場所は、子ども動物センター レクチャールーム。この予定は3月末までで、4月以降は場所や時間など、変更になる予定。
赤ちゃんの名前については、動物園職員が考えた名前の候補(オス・メス各5つ)へ一般の人々に投票してもらい、得票数の多いものに決定する。命名式当日に投票し、その投票した名前に決定した人の中から抽選で15名(各名前5名ずつ)にライオンのぬいぐるみをプレゼントする。投票期間は、3月19日~4月4日 12時45分まで。命名式は、4月4日 13時30分から。場所は、同園内アニマルステージにて。
オス用の名前候補は、1.「寒太郎(かんたろう)」(寒い時期に生まれたので"寒"と父の"太郎"を合わせて)、2.「柑太郎(かんたろう)」(蜜柑(みかん)の"柑"と父の"太郎"を合わせて)、3.「砥輝(とき)」(砥部の"砥"と、輝きを放つ仔に育ってほしいと願って)、4.「ラオウ」(ライオンの王のような強い仔に育ってほしいと願って)、5.「リオ」(母の名前"リリー"にちなんで)。
メス用候補は、1.「さくら」、2.「こうめ」、3.「椿(つばき)」(いずれも母の名前が花の名前なのにちなんで、春の花の名から)、4.「如月(きさらぎ)」(2月生まれなので2月の別名から)、5.「リリ花」(母の名前"リリー"にちなんで)となる。
同園の所在地は、愛媛県伊予郡砥部町上原町240。