アスクは24日、ZOTAC製グラフィックスカードの新モデルとして、4GBメモリを搭載したNVIDIA GeForce GTX 960搭載カード「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB」「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」を発表した。3月下旬の発売を予定する。店頭予想価格は「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB」が税別30,000円台半ば、「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」が税別40,000円前後。

ZOTAC GeForce GTX 960 4GB

ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition

どちらのモデルもにGPUの電源供給をリアルタイムで監視し、最適化を行う「Power+」に加え、GPUの温度が59度以下、あるいは消費電力が13W以下になると、ファンの動作を止めるセミファンレス機能「FREEZE」テクノロジーに対応する。また、独自のオーバークロックツール「FIRESTORM」が付属する。

ZOTAC GeForce GTX 960 4GBは、動作クロックがリファレンススペックと同じ、ベース:1,177MHz、ブースト:1,240MHzのスタンダードモデル。冷却には2基の80mmファンと銅製ヒートパイプを組み合わせた独自クーラーを採用する。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,177MHz、ブーストクロックが1,240MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズは約W206×D111.15×H41.6mm。

一方の「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB AMP Edition」は、動作クロックをベース:1,266MHz、ブースト:1,329MHzに引き上げたオーバークロックモデル。冷却には新設計の独自クーラー「IceStorm」を採用する。2基の90mmファンと銅製ヒートパイプで効率的な冷却を行うほか、ファンカバーとバックプレートにより、振動を軽減し耐久性を向上させている。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,266MHz、ブーストクロックが1,329MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズは約W206×D111.15×H41.6mm。