俳優トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』第5弾となる最新作のタイトルが『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)に決定し、トムの超絶アクションシーンを収めた最新映像と劇場版最新ポスターの絵柄が24日、公開された。

軍用機のドア足部に張りつく驚愕アクションに挑んだトム・クルーズ

トム・クルーズ演じるスパイ組織・IMFの超敏腕エージェント、イーサン・ハントが難解なミッションに挑む同シリーズ。最新作の副題「ローグ・ネイション」は「"ならず者""悪党"組織」を意味し、公開された映像では、謎の多国籍スパイ組織「シンジケート」を指している。

このたび公開された2分30秒の予告映像の最大の見どころは、地上約1,524mの高さを時速400キロ以上で飛ぶ軍用機のドア外部に、トム・クルーズ本人が張りつき、侵入を試みるというアクションシーン。滑走路を助走し始める軍用機(A400)の翼から走って機体へ飛び移り、加速して離陸する機体の扉にしがみつくという超絶スタントは、リアルな撮影だからこその緊張感が伝わる。

この撮影についてトムは「スタッフは全員緊張していたけど、僕にとってはワクワクする瞬間だった。飛行機にはよく乗るけど、外を見ながら翼の上に出たらどうなるんだろうと思っていたんだ」とコメント。一方、クリストファー・マッカリー監督は「今作ではどんなスタントをやるにしても、前作のブルジュ・ハリファ(世界一高いドバイの高層ビル)のアクションシーンと比較されることはわかっていた。だが誰かがもっと高いビルを建てるのを待っているわけにはいかないからね。別のかたちで限界に挑んだんだ」と明かしている。

そのほか、トム自身によるモロッコでのバイクチェイスや、キューバ市街での壮絶なカーアクションも展開。黄色のドレスを身にまとった謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)のウィーンのオペラハウスでのアクションも見せ場となっている。

なお、イーサン・ハント役のトム・クルーズのほか、シリーズ3作目の共演となるベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、前作で初登場したウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナーが出演。さらに、CAI長官役でアレック・ボールドウィンが加わり、新ヒロインにスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンも抜擢されている。


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