KTM JAPANはインテックス大阪で開催された「第31回大阪モーターサイクルショー2015」にて、2015年モデルとして導入される「アドベンチャー(ADVENTURE)」シリーズ新型2機種を日本初公開した。
「アドベンチャー」シリーズは2003年に発売された「KTM 950 ADVENTURE」以来、ダカール・ラリーでのウィニングマシンをイメージした直系として発展し、ラリーマシンとしてのカラーを色濃く残しているモデル。ダカール・ラリーを勝ち抜いてきただけに、本物だからこその信頼感、扱いやすさ、しなやかさ、耐久性、快適性を兼ね備えたモデルとして人気となっている。
大阪モーターサイクルショーでは、同シリーズをさらに強化したニューモデルであり、2014年の「インターモト」(ドイツ・ケルンで開催)と「EICMA」(イタリア・ミラノで開催)でそれぞれ発表された「1290 SUPER ADVENTURE」と「1050 ADVENTURE」を日本初公開。ラインアップのコアとなる「1190 ADVENTURE」も展示されたほか、人気の「DUKE」シリーズやKTMのバックボーンでもあるオフロードモデルなど、多くの車両が展示された。
「1290 SUPER ADVENTURE」は群を抜いた快適性や航続距離、高速性能を誇るラグジュアリー・ツアラーで、価格は230万円(税込)。「1050 ADVENTURE」は低いシート高と軽いハンドリング、手頃な価格設定で、高いコストパフォーマンスを持つモデル。ライドモード、トラクションコントロール、ABSなどの最新電子制御機能を標準で装備し、価格は150万円(税込)。
なお、KTM JAPANは、東京ビッグサイトで3月27~29日の期間に開催される「第42回東京モーターサイクルショー」にも出展を予定している。