説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「地方在住ですが、Apple Storeに修理を頼もうかと思います……」という質問に答えます。
***
iPhoneには、購入後1年間のハードウェア製品限定保証がもれなく付属します。iPhone購入から1年の間は、保証書に記載のアフターサービスをAppleから直接受けることができるのです。有償サービスのAppleCare+(税別9,400円)に加入すると保証期間は2年に延長されますから、購入時に検討するといいでしょう。
Apple直営であるだけに、不調になったiPhoneを"診察"してもらう場所としてApple Storeはベストの存在です。2015年3月現在、実店舗のApple Storeは国内に8カ所存在します。うち4店は東京都内に、残り4店は北海道(札幌店)、東北(仙台一番町店)、中部(名古屋栄店)、近畿(心斎橋店)と地方の拠点都市に設置されています。
Apple Storeには、iPhoneの持ち込み修理を依頼できます。事前の予約は必要ですが、アプリ「App Store」でかんたんに日時指定できるうえ、キャンセルや予約の変更も可能です。顧客対応はシステム化されムダがなく、初期不良など交換対応が行われる場合は(在庫があれば)10~20分程度ですべての処理が完了します。
しかし、それらの店舗へアクセスしにくい地域に住んでいるユーザにとってApple Storeへ行くことは、交通費という問題が立ちはだかります。1度の往訪で問題が解決できるか確信できない場合には、予約を躊躇してしまうのもやむをえません。
そんな場合は、まずAppleに連絡します。Apple Storeへの持ち込み修理だけでなく、宅配便を利用した引き取り修理/交換、あるいは近くのサービスプロバイダー(Appleから修理などの認定を受けた店舗)を案内されますから、コストと日数を比較してベストな方法を選択すればいいでしょう。