バリストライドグループは3月18日、鳥取県で5日間の農業インターンシップを実施し、新卒採用を行うことを発表した。

鳥取県で農業インターンシップ

近年、学生向けの就活対策サービスが浸透し、就職活動そのものが形式化されつつある。面接における学生の受け答えは画一化され、学生の志や個性の見極めが難しくなっている。

同社はITソリューションを軸に、教育、農業、六次産業化事業など、多様な事業を展開している。今後の新たなサービス構築とマーケット開拓に必要な人材の採用を目的に、学生の本質に迫る打開案として、農業インターンシップを企画した。

収穫の喜びも!?

農業体験のほか、マーケティングやプレゼンテーションなども

インターンシップは、鳥取県に保有する自社ファームで行う。3月25日~29日の間、原始的な共同生活を通して学生と向き合い、従来とは違った観点での採用を実施する。

内容は、行動力・協調性・計画性・向上心・利他性の見極めるための「農業」、「マーケティング」、地方経済の活性化をテーマにした「ワークショップ」など。また、経営陣や人事・地元の人々を相手に行う「プレゼンテーション」も実施する。