米Googleは現地19日、Androidスマートフォンと車載機器を連携させ、ナビゲーション等の機能が車内で使えるシステム「Android Auto」のサービスを正式に開始した。コンパニオンアプリ「Android Auto」がサービス対応地域のGoogle Playで公開されている。
「Android Auto」を利用するには、このほど公開された「Android Auto」アプリをインストールしたスマートフォン(OSはAndroid 5.0以降)、対応するユニットをUSBケーブルでつなぐ必要がある。対応ユニットは、現時点においてパイオニア製の数種のみで、米国、英国、豪州での利用に限られる。
利用環境を整えることで、対応ユニットのディスプレイを通じてGoogle mapの操作ができたり、音声によるリアルタイムの交通情報や車線変更のガイドなどナビゲーションを受けたりすることができる。また、音声を使って連絡先やメッセージへのアクセスができたり、音楽機能を利用(日本国内は対応未定)できたりするようになる。