2015年はインターネットサービスプロバイダを営むMVNOが光回線サービスに参入し、MVNO各社では光回線と格安SIMのセット割引を発表している。以前は「格安SIMと光回線のセット割」を比較したが、本稿では、MVNO各社のスマホ+SIMのセット割と光回線とのセット割の有無について紹介すると同時に、「住まいは集合住宅」「新規ではなく転用」「SIMのデータ容量は月2GB前後で音声通話機能付き」「利用期間は2年間」「端末は24回払い」という想定でnifty、OCN、IIJ、hi-ho、BIGLOBE、So-net、U-NEXTの7社の費用を比較してみた。なお、記事に出てくる価格はすべて税別である。
nifty
niftyでは、SIMカードの契約と端末購入を行なうことでデータ通信プラン料から200円を割り引く「機器セット割」と、光回線サービスとSIMをセットで契約すると200円を割引く「@nifty接続サービス セット割」がある。
「機器セット割」で利用できる端末は「ASUS ZenFone 5」と、「FUJITSU ARROWS M01」がある。「ASUS ZenFone 5」の場合、端末の24回分割支払額が1,297円。これに月額1,600円の「Nifmo」音声通話対応2GBプランを加えると、通常の月額料金は2,897円になる。ここから「機器セット割」分を200円引くと2,697円だ。
さらに光回線サービスを利用した場合、「@nifty光 マンションタイプ」の月額3,850円を加えると6,547円になり、ここから「@nifty接続サービス セット割」の分の200円を引くと6,347円になる。
「FUJITSU ARROWS M01」の場合、端末の24回分割支払額が1,575円。これに月額1,600円の「NifMo」音声通話対応2GBプランを加えると、通常の月額料金は3,175円になる。ここから「機器セット割」分を引くと2,975円となる。
光回線サービス「@nifty光 マンションタイプ」を契約し、「@nifty接続サービス セット割」が適用されると6,625円となる。
なお、「FUJITSU ARROWS M01」は3月25日以降の発送を予定している。