"紫文字系"と称する20代の女性向けファッション誌「Violetta」(ヴィオレッタ)が双葉社より、3月19日に発刊される。価格は620円。3号までは隔月刊の予定で、初号はA4変形版で162ページ。

内藤ルネ氏の描いた「RUNE GIRL」が表紙を飾る

"紫文字系"とは、ガーリーで上品な可愛らしさを追求するファッションを"赤文字系"、ストリートなモードカジュアルを"青文字系"と称し、これらふたつをミックスしたテイストのファッションスタイル。新雑誌では、"KAWAII"世界観を主軸に、ファッション、ビューティ、カルチャー、ライフスタイルを提案していき、誰からも愛される上品で上質なスタイリングを軸に、“オシャレ偏差値”を底上げするモードなカルチャーのエッセンスを取り入れた“KAWAII系ガールズモード誌”として展開する。

また、同誌は従来の編集部発のソフト単体のメディアではなく、広告局内に新たに新設した「メディアプロデュース部」発のビジネス戦略の一環としての女性誌プロジェクトとしてスタートする。異業種とのメディアミックス事業による多角的なビジネススキームを確立したうえで運営・編集を行う新たなコンテンツ事業として、同社内における新たな女性誌ビジネス再構築の礎となるものと位置付けているという。制作するスタッフには、女性ファッション誌の編集経験が豊富で各ジャンルに精通したスタッフを社外から集めたとのこと。

なお、同誌では、百貨店、TV局、レコード会社、航空会社・peachとのコラボレーションや、雑誌の表紙を手掛けるマルチクリエイター・内藤ルネ氏のライセンス事業を行うルネ、および大手ブロガーサイト「デコログ」を運営するミツバチワークスと連携し、大規模なプロモーションを展開。そのひとつとして、第1号の発刊に先駆け、新雑誌のロゴと表紙となる内藤ルネ氏のイラスト“RUNE GIRL”のラッピング飛行機が、航空会社・peachとのコラボレーションにより就航している。