LGエレクトロニクス・ジャパンは18日、アスペクト比が21:9の"曲面"型液晶ディスプレイ「34UC87M-B」と「29UC97-S」を発表した。4月上旬より順次発売を予定し、価格はオープンで、店頭予想価格は34型の「34UC87M-B」が税別143,000円前後、29型の「29UC97-S」が税別90,000円前後。
いずれもアスペクト比が21:9のいわゆるシネマスコープ(シネスコ)サイズの製品。狭額ベゼル+曲面パネルの組み合わせによって、ディスプレイに表示するコンテンツへのの没入感を高めている。さらに、広視野角のAH-IPSパネルの採用に加えて、左右が内側に向かってカーブすることで、首振りや目の移動が少なくなり、負担が軽減するという。
バックライトの点滅ではなく、バックライトに流れる電流によって、明るさを調節するDC調光方式で、フリッカーを防ぐほか、眼精疲労の原因とされるブルーライト低減モードを備える。
また、7W+7WのステレオスピーカーとWaves社の音声ツール「MaxxAudio」による高音質のサウンドや、付属ソフト「Screen Split」によるウィンドウの自動分割といった機能を搭載する。
「34UC87M-B」
「34UC87M-B」の主な仕様は、画面サイズが34型ワイド、解像度が3,440×1,440ドット、アスペクト比が21:9、液晶パネルがAH-IPS方式、視野角が水平178度 / 垂直178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000,000:1、応答速度が5ms(GTG)。
映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×1、Thunderbolt×2。USB 3.0×1。スタンドのチルト角度が上15度/下5度。140mmまでの高さ調節、VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW831×D241×H461から601mm、重量は10kg。
このほか、別売りのマルチスタンド「AMS8700」を利用することで、「34UC87M-B」を縦に2つ並べて利用できる。スタンドにはリモコンとIRレシーバーを同梱し、液晶ディスプレイに触れずにOSDを変更出来る。
「29UC97-S」
「29UC97-S」の主な仕様は、画面サイズが29型ワイド、解像度が2,560×1,080ドット、アスペクト比が21:9、液晶パネルがAH-IPS方式、視野角が水平178度 / 垂直178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000,000:1、応答速度が5ms(GTG)。
映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×1、Thunderbolt×2。USB 3.0×1。スタンドのチルト角度が上15度/下5度、VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW703×D226×H421mm、重量は5.5kg。