カゴメはこのほど、全国の15歳~69歳の男女1,200人を対象に実施した「野菜の摂取方法」に関する意識調査の結果を明らかにした。調査期間は3月3日~5日。
まず、自身の普段の野菜摂取状況を聞いてみたところ、「かなり摂取していると思う」が7.9%、「摂取していると思う」が23.8%、「ある程度摂取していると思う」が49.8%となり、合計で8割超が野菜を摂取できていると思っていることが分かった。
1日の目標となる350g分の野菜を摂取できていると思うか尋ねてみると、「とても思う」「まあまあそう思う」と回答した人は半数以下の34.9%であった。
普段の野菜摂取方法を聞いたところ、「サラダ等、生野菜として食べる」という回答が最も多く89.5%となった。最も頻度の高い摂取方法についても尋ねると、やはり「サラダ等、生野菜として」が48.7%で最も多く、最も好きな野菜摂取方法についても、「サラダ等、生野菜として食べる」が47.2%で1位となった。
野菜は調理することで、一部の栄養素の体内での吸収率が高まるという事実を知っていたかどうか尋ねてみると、69.7%が知らなかったと回答した。さらに、「生野菜は調理(加熱・破砕)することで細胞壁が壊され、一部の栄養素の体内での吸収率が高まる」という知識があった人は0.75%、1,200人でわずか9人であった。