3月になって、いよいよスギ花粉の飛散が本格的になったのを肌で感じている人も多いはずだ。花粉アレルギーを持つ人はこの時期に苦労が絶えないが、そのつらさを花粉症ではない人に理解してもらえずにもどかしく思っていることもあるだろう。
それでは、花粉症の人は実際にどのような「花粉トホホ体験」をしてきているのだろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に「花粉症にまつわる悲惨話」を聞いてみたので、その中から今回は「日常・プライベート」にまつわる体験談を紹介しよう。
Q.花粉症による最も悲惨な体験談を教えてください
■旅行や外出先で……
・「グアム旅行が台無し。ハイビスカスの花粉」(43歳男性/建設・土木/営業職)
・「3月に旅行に行ったら花粉症対策をしていても症状がひどくて、写真に写った顔がすべてぶさいくだった。見て回りたい気持ちとだるくて休みたい気持ちが両方あって、とても疲れた」(42歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「旅行で日光に行ったときに薬を飲まなかったら、鼻水がひどくて鼻が詰まってしまった。呼吸するのもしんどくなって、結局温泉入っているときのみまともに鼻が通るだけで、あとはずっと苦しかった」(45歳女性/その他/販売職・サービス系)
・「川でBBQをして遊んでいたときに風が強くて、目が真っ赤になり一人で早めに帰った」(27歳女性/電機/クリエイティブ職)
・「お花見に誘われて行ったものの、鼻水がひどくてお花見どころではなかった」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「外食したとき鼻水がでておいしくなかったし、皆にいやな思いをさせた」」(46歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「出掛ける前からひどかったんですが、海辺に散歩しにいったら頭痛までしてきて、途中で帰りました」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「友人の結婚式の日、ひどい花粉症で化粧をしても隠せないくらいに鼻が真っ赤になってしまったこと」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)
■痛みが伴う花粉症なんて最悪
・「目がかゆくて電信柱にぶつかってしまった」(37歳女性/その他/その他)
・「くしゃみを5連続でしたときに首を痛めた。しばらく寝たっきり状態になった」(50歳以上男性/その他/クリエイティブ職)
・「犬の散歩をしているときに涙があふれて前が見えなくなって側溝に落ちた」(45歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「くしゃみをし続けた結果、筋肉痛になった」(21歳男性/学校・教育関連/その他)
・「花粉症でくしゃみをしすぎて、肋骨を折ってしまった」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「薬の服用による眠気で事故りました」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)
■慰められたり風邪と間違えたりと散々
・「鼻水、くしゃみがひどくてくらくらしていたが、いつものことだと思っていたが、実は風邪をひいていて、倒れるまで気づかなかった」(22歳女性/その他/その他)
・「すべてのティッシュを使い果たし、ハンカチがぐしょぐしょになるまで使い、最後はトイレットペーパーをもらってきて、鼻をかんでいた」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「エンドレスにティッシュを使って血だらけ」(32歳女性/金融・証券/専門職)
・「目がかすみすぎて角膜炎になってしまった(目薬をたくさん使って)」(30歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「花粉の影響で涙を流しながら自転車に乗っていたら、『大丈夫ですか?』と小学生に慰められた」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「満員電車で手がふさがっており、ひたすら鼻水を垂れ流した」(31歳女性/その他/事務系専門職)
■総評
日常やプライベートにまつわる花粉症の悲惨エピソードでは、外出先や旅先での苦労話をあげる人が多数見受けられた。目のかゆみや鼻水などのせいでせっかくの楽しい旅行が台無しになってしまったら、さぞかしイヤ~な記憶として脳裏に刻まれることだろう。同様に、くしゃみのしすぎで体を痛めてしまったという人も多かった。
一方で、薬の副作用や目のかゆみなどの影響で、車や自転車に乗った状態で衝突事故を起こしてしまったという意見も散見された。一歩間違えると自分や他人の命に危険が及ぶだけに、特に日ごろから車を使う人は、薬を服用したら運転は控えるようにしよう。
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調査時期: 2015年1月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性117名 女性183名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート